いつもと違うことを。

隙間に入る心地良さがやさしくて。
ため息の美しく入ってゆく頃に、木漏れ日の窓に
白黒ぶちの猫が横切って歩く。
気持ちが美しさに傾く時間に、
猫はやって来て、
どうも不思議に思っていないか。
いつもこうして人が集まって。
まるで変更した日常。
憂いや、償い、突然に思い浮かぶ、
すべての今は、
時間を責めなくとも、
決して、少なくとも私には決して、
歩みをやめない。針が動いて。
覚え書きが、
そこに置かれている時計に内在しているなら、
壊れないように
握って、想像する。
昔のことを考えている。



歩く速度の盆の擦れ違い。
感傷もないように、
でもあって。
また会おうね。
と言って
またさようなら。
またさようなら。
いろいろなひとが、
綺麗に、新しく。
あんな風に歌を歌って。それなら、聞こえたら。
喫茶店から、カレーを匂う。
体重が3㎏増している。さすがだ、私の肉体は油断するとそうなるらしい。薬の影響もあるが、私自身の身体も太り易いのだろう。糖尿病の家系なので気をつけよう。
しかし、今日はお盆なのでいつもと違うことをすることにした。早朝3時に起きて、マックで物書き、進まず。
朝、吉野家。私は基本的には吉野家派。
朝釣り。キスが釣りたいが小さいの1匹のみ、小鯛の少し大きめが引きが良し。作業で立ち退きを余儀なくされる。簡単に夕飯のための小物釣りも好きだ。
普段行かない場所でコーヒーを飲みながら、初心者用のカメラ本でカメラの研究。音を消せばいいのにピーピ、と煩い。
昼、喫茶店でカレーを食べる。昼をちゃんと食べると夕方はお腹が張る。朝吉野家したし。喫茶店での詩は今日は書いたつもりだったが、カレーを食べながら下に見える人の行き違いに書いておこと、スマートフォンのノートに詩を書いて行く。お盆と合わさった感じ。最初以外は今日、もあっとなって書いた。最初の詩はこの気持ちを忘れないように、と原型をその日に書いて、今日整えた。まだ、慣れていないからかも知れないが、気持ちの動きが美しさを追う様に変化している時が気持ちが良い。それが上手く捉えられなくても。気付いただけだと信じたい。

図書館で久しぶりに詩集を借りて眺めている。とても良い。

クロッカスの季節


去ってゆく冬の後ろ姿が
遠くに見えるような
雲ひとつない空だ。
時間が、淡く
薄青色にひろがっている。
赤いマフラーを
首に巻いた女の子が、
まだ床に足のとどかない
カフェの高い椅子にすわって、
コーンのアイスクリームを舐めている。
花の店が舗道に、花の鉢を置いている。
クロッカスの季節がきたのだ。
花の色がとても清潔なのは、
まだ風が冷たいからだ。
突風がきて、乱暴な少年のように、
スーパーマーケットの駐輪場の
自転車という自転車を、一度に薙ぎ倒した。
どんな出来事も、すべては突然に起きる。
苦いエスプレッソを、わたしはゆっくりと啜る。
通りの向こうにのこっている
古くからの寺の本堂の、
静かな屋根瓦がうつくしい。
境内には、大銀杏が、四本のこっている。
百年の樹の、若い枝々の先に、
やわらかな煙のように、
春の予感がたゆたっている。
どれほど痛恨にみちていても、
人の負う人生は、
早春の穏やかな一日におよばないのだ。


長田 弘(おさだ ひろし)  世界はうつくしいと より。

空気感が現れる時、とか好きなんです。


お腹が張っているが、小物魚のアクアパッツアもどきにうどんを入れるか迷っている。
フジで買ったprime oneの冷凍うどん、レンジでチンしたら美味しく出来上がるので、便利。私としては美味しいし。










   
    

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前向きにいきたいね。