コーヒー豆の詩

 


光が街に照らす光景、その姿に。

一曲の詩を口ずさむ、少女がサッカーボールを蹴っている。

心を溶かして、浮き立つような旋律が、
髪を一つ束ねた母親に
その旋律(それ)を預けて
浮遊しようとしている。

旋律自体が、その意思にもなく
漂っている。(漂っている。ここはなし、が良い。)

母親は特に哀しみを愛してはいないが、
もう一度その詩を詠うようにと少女に伝えて。

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