物を使う。
景色を見て歩く。のだけれど、冬に。
電気ストーブにあたり。
紅茶を飲んで、
ぼんやり、冬の景色が。
こんな感じだったか。
思い浮かべている。
物を丁寧に扱うことはできなくて、
それでも、それらを使って、
なるべく長年使う喜びも。
変わらない、そういう物も。
長年使える物、私にも少しだけれどあるのだ。
買い物は今でも好きだけれど、昔買ったいい物、は使うとちゃんといい物だな、と思う。それを使えばそれだけの物だな、と。あとはそのいい物に備えられたことを自分がどれくらい掘って行くことか、という何となくの今の思い。ものすごい長年使うほどの胆力はたぶん私にはないけれど。電子辞書とかギターとか。いい物だ。電子辞書のカレーのレシピでりんごの紅玉は最後に擦り下ろし足すと、美味しいんだな、とか。読めない漢字を備え付きのペンで書いて、読むことができたり。今はスマホでもできるだろけど。ギターも十分良い音するし。おばあちゃんの雑貨屋で買った、皮の肩掛けのバッグもまた使っていこうと思う。本当に3000円くらいだったはず。良い味が出ている。色々買いたい人だったけれど、いい物を買ったら、それだけのことがあるよ、とやっと気付いた現在。掘って行けば発見があるのだ。ボールペンもなくなるまで使いたいし。読んでいない本も読みたいよな。買ったらそれを使いたい。買いたい時に買っていた物を、今になって使うようになっている。頻度大目に。
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