哀しいにゃんこ。
紺碧(こんぺき)の、要するに黒味を帯びた青に、
違う色を差すことを思い浮かべていた。
滲みもせず、ねとりと、わたしは違うと、その違う色は語り始めていて。
私はぼんやりと聴いていたはずなのだが、
彼の言うことは間違っていないことを理解し、その物語を把握することができていたようだ。
彼は論じていたと思うのだが、その話はまるで物語のように広がりがあるので、
私はその境界の辺りに霞がかかった様にいて、そのため立ち尽くして。
ただ、心地が良いことをもう知って、そのためにそこに立ち尽くしていた。
小説の方は、まったくではないけれど、まだまだ。今、外でにゃんこが、哀しい鳴きをしているのだけど、夜中に目を覚ました時にも哀しい鳴きをしていて、寒いしなあ、と思いながら、しゃあねえよな、とその哀しさに趣きを感じていたりする。暖かい時は喧嘩の声がよくする。
今日の夕食はキューライスさんの和風カレーなのだけど、出汁の方に余っているアミエビくらいの乾燥のエビを昆布、煮干しと一緒に昨日から水に付けていると部屋がエビの匂いがしているので、和風シーフードカレーにしてみることにした。美味しかったら、よ~いなあ。何ならご飯はサフランライスにしようか。いや、白が良さそうだ。
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