電気ストーブにあたらない右側の身体が寒い。
現実と空間世界の違いを知らせるのは、
部屋が汚れたり、洗い物が溜まったりすることで。
しかし、未だ私はそれに喜びを感じている。
少し生きている感じがするのだと思う。
面倒なのは面倒なのだが、
自己責任というか。
頑張ろうね、と思うと。
頑張ろう、と思うし。
胸の奥の世界が開いて流れる。
指を切れば血が流れているし、
味わえば美味しいものは美味しいし。
ふと届く良い知らせを感じると、優しさに嬉しい。
眠っていると時々懐かしい夢を見て、
失っていないこともある。
そうしたことを思って、温かいコーヒーを飲んで、
暫く蓋つきのマグカップを置いて、詩を書くことは幸せだ。
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