あるきながら、ぶつくさとおもう。
陽を浴びて、人の声を聴く。
公園では人の声。
もし、本当に駄目になりそうなときは、
リュックを背負って遠くに出掛ける。
今はそれができる。
でも、殆どのことは、
遠くで陽の光を浴びる人の声で、
そして、遠くのありようを見ることで、
日々を送ること。
ねこのかいわですね。そして、あなたはどこか、まぬるに。
わたしは、ただのねこだ。しかし、わたしたちは、もとをたどれば、おおいなるねこの、まつえいたちだ。
あーそうなんですか。
たぶん。
たぶん。あー。
きみは、きょくたんなことを、する、というりゆうをかんがえていた。
そうですね。みょうえ、ゆめをいきる、というほんに、みょうえしょうにん、はわかいころ、じぶんのかおをかたなできずつけた、というはなしがあって。もういっかい、よむべきなのだけれど、なんだったか、なんだったかなー。かったほうが、いいな、あのほんは。まあ、せいちょうだんかいでの、こころのひずみなのかな。
ふむ。ひとが、いもむしから、さなぎに、そして、ちょうになるには、そのへんかに、こころがついていかないときがある。そして、ひとによっては、ひずみが、おきてしまう。
だいぶ、ましになっているけれど、おとなになっても、どこか、それをひきずっていて。にくしみの、だーくさいどに、きょうはおちいっていました。
きみは、ふつう、といえば、ふつう、なのだけれど、きみだからこそ、そうであっては、いけない。
きょうは、おばあさんの、たぶん、そしきだろう、おばあさんの、あんた、かおあかいなー、だいじょうぶかいな、のこえかけで、すべてが、よいほうこうに、かいてんしはじめて。
ふむ。
すこし、したことでこころに、へんかがおきる。そうおもいました。
きみが、こころをつよく、もつ、というのはたいへんなことなのだけれど。きみが、これから、うけもつだろう、しょくぎょうには、そのしゅの、きけんがはらんでいる。こころに、とてもちかいところにある。いまなら、むかし、じぶんの、しっぱいだからだけでなく、じぶんがそれにおちいった、おさらいが、できるね。きをつけるんだよ。
ありがとう、ございます。まぬるさん。
まぬるではない。だいぶ、ちがう。いま、すまほでけんさくして、ちがうとおもっただろう。
はい。
ふむ。それでは、さようなら。
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