朔(ついたち)

 

昨日は日帰りで、岡山の津山市にあるgallery朔で開かれている坂口恭平さんの個展を見に行った。

ああ、こんなに言うなれば、エモい、エモーショナルな場所にあるのですね、朔は。

ああ、ほんとに来た、と思った。場所が場所であるからそう思うのかもしれない。しかも、開いてんのかな、とちょっと思ってしまって。ドアを開くとコロンコロン、と金属か何かの音が鳴って。おー、緊張するー、と思って靴を脱いで入る。確かに、坂口さんの作品が展示されている。女の方が、いて、暫く見ていると、少し説明してくれる。多分、展示の交渉を熊本まで行ったのであろう時に、次にすぐ作ったであろう石膏の作品。Twitter、えっくすでも観た、ガラスの作品。見ていると、鬱の時に書いた、黒色のみで書かれたラフに描かれた作品が重ね置かれていて、見ていいですよ、と言ってくれたので、売られている作品だけれど見させてもらって。絵が描ける人は、鬱の時もこうやって、絵が描けるのだな、と思って少し羨ましく思った。詩もそうではあるが、中身のごねごねを吐き出せるそれが絵であること、絵もそうであるだろうな、と思う。詩は言葉なので吐いた言葉が間違っていたり、強すぎたりするとやっかいだ、と思った。意味が結構はっきりしてしまう。絵いいな、と思う。しかし、その作品は1枚3万円、手がでねえ。詩、とか調子に乗って、と思わないで欲しいっす。今のところ、辿り着いた場所なのだよな。心血は注いでいないにしても。感じた時は、何とかしたいと思うけれど。感じたこと。そして、絵も描いてみたい。みたい、くらいだ。今は。

2階。
本や絵の展示の2階。
また、1階に降りて、展示を見ているとゲンくんアオちゃんのTwitter ではえっくすでは聴いたことない歌が流れる。テンションが上がり、坂口さんが書いた絵の題とその場所が描かれたラフ画を見ながら、また気分が高揚する。楽しかった。


絵の写真撮ってもいいんですよ、と言われ失礼にあたる、と思っていたのでそうなのか、と分かり。紺ちゃんの絵を撮っておく。楽しかった。繊細だし、優しいんだよな絵が。

コメント

このブログの人気の投稿

こころの呼吸。

深夜のゲームセンター、昼間なら行けるか。

前向きにいきたいね。