愛媛県総合科学博物館
愛媛県総合科学博物館に行ってきた。Twitter、えっくすでフォローしている山中俊治教授がディレクターの特別展があるのを投稿で観かけたので。12月1日までで行っとこう、と思っていたのだが、行って良かった。平日で人がほぼいないし、好きなペースで観ることができた。ハイレベルなことなのだけれど、どこかにシンプルに考えてもいい頭の中のスペースが残されてあるようにも感じた。
結束バンドとか、ねじれの展示を観ていて、少し前から思っていたことなのだけれど、子供のあやとり、は脳の発達に良い気がしていて色んな形を糸で作り出す。感覚だけではなくてどうしたら、この形になるのだろうと考えたりしながら。私はそういう脳を使うのが苦手で、展示を見ながら、ちょっとどうなっているのか、と考えようとしたが、うええ、と拒否反応が出てしまった。物質とか物理のことはなぜそうなっているのだろう、とか法則もあるが、そうなっているものだから、そうなっているのだ、ということを父親が言っていて。そうなっているものを見て、そういうものだから、そこから考えるのだな。何を言っているのか。
デザインイラスト、画像で観て感じていた大きさより紙の大きさが大きくて、しっかり目に入って来た。かっこいい。
山中教授はモーターが機械を動かすのだな、と思ってモーターを幾つも機械の中に入れ込むことを考えたそうな。沢山タイヤのついた、虫さんのようなロボットの展覧の場所に説明書きがあった。虫さんはタイヤだけで動くのではなくて、タイヤのない関節部のような場所を使っても動く。切り替わるのだね。
特別展を出て常設展も行ったのだけれど、これも面白かった。なぜ宇宙が広がり続けていることを判断できたのか、分かった。ネットを観ていて、宇宙は広がり続けている、と言っていてなぜそう考えたのか、調べていなくて常設展に説明が書いてあった。ドップラー効果ってそういうことなんだ、と知った。
帰りにぐるぐる回りながら昇降の坂を歩いて降りて、あ、ここ来たことあるわ、と気付いた。仕事をしていた時に、お出かけで。あんまり、愛媛のこと知らんのだな、と思ったな。新居浜市に博物館はあるのだが、新居浜は国道11号を車で走ったらそこまで時間のストレスなく行けるなと知った。自分のイベントごととして、楽しい時間を過ごすことができた日であった。
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