宮島へ。

 

広島の宮島に1泊してきた。汚い部屋で皿洗いをしていた時、眉間に手を当てて頭が重くなったのを感じて、これはさっさと旅行だと思いブッキングどっつコムで宮島の宿を予約。車で走る。

まだ日本では夏休みにも入っていないので、日本の観光客の方もいるが、異国の旅行者が多い。

宮島には最初のブログを始めた時期にも行っていて、大鳥居って言うんだね、海にある鳥居は。

宿には夕方頃に着いて、1回外に出て、戻ってシャワーを浴びてご飯を食べて、もう1度外に出る。暗くなり始めていて、蝉が明るい時よりすごく鳴いている。海辺に着くとかすかに、本当に小さくヒグラシの声が聴こえてきた。私の季節の認識は完全に夏になった。夏の海辺を歩く。

時が暗くなる。
みんな大鳥居の前で夕刻を過ごしている。見る限り、殆ど異国の方たちだった。

海辺の風や、

海の香り。

夜に変わり、ゆく、

姿を。


異国の少年たちが、海辺で水遊びをする。帰りにも小さな小川で異国の少年二人が水遊びをしていた。私も水遊び好きだった。

海辺で水遊びをしていた少年が、グランマ、と呼んでいたご婦人が私の隣の石椅子に座って、私の存在を知っていそうだと思っていて。しかし、少年たちの遊びながら僅かに話す言葉もよく聴き取れず、ご婦人に話しかける勇気はなかった。この日は雲がいくらかあって、夕陽が水面を大きくは照らすことはなく、水面の色が変わるかなとちょっと見ていて少し変わった時があったがそれからは、ただ暗くなってゆき。どうしよう、このまま神秘的な様子を見る風にここにいようか、とか思い始めていて。そればかりを考えていて、結局さっと他の場所から写真を何枚か撮って宿へ帰る。帰るときに、グランパも1度すっと隣に座ってくれていたので、すれ違ったときに、にこっと笑顔をしておいた。優しそうな人であったので英語が堪能なら会話をしてみたいものであった。多分、私の存在を知っていた。しかし、なんてしょぼいのだろうか、私はそれでもそんな自分を認めたくはない。

次の日は歩こう、と思って山側を歩いたりした。
ある程度運動できたな、と思ったので昼前にフェリーに乗ってそして、広島市内へ。街をぶらりとして、好きなカレー屋さんがあるのでそこでカレーを食べる。美味しいなー、さわやかだなー、と思いながら味わうことができて、うれしくなる。歩いていると、文房具屋さんがあったので入ってみると、なんと買おうと思っていたヘラルボニーコラボのジュースアップの3色ボールペンが売っていた。全種類買おうかと思ったが、まてまてと思ってそれでも3種類のヘラルボニーペンを買った。小川真広さん、fuco: さん、岡部志士(おかべゆきひと)さんデザインのもの。3色の中の青のところをブルーブラックに、赤のところをグロッシー何とかバイオレットとか、なんとかアッシュブラックだっけか、とかに取り替えたかったのだが、替え芯はブルーブラックがあったと思ったのだが、ヘラルボニーコラボの替え芯に合うのは赤、青、黒しかなくて、ボディがちょっと細身の芯で。買う時にお店の方が教えてくれて断念。PILOT の方、できるなら3色ボールペンの替え芯にブルーブラックと何かかっこいい色の芯を売り出していただけたら。しかし、需要がな。
楽しかったな。いつまでも、このままではいけないけれど、なんでこうなったんだろう。やりたい、と思っていたことも情熱が下火だ。やりたいことは、自分がやりたいからやる。命のこと、人の魂、そのための準備の子供時代。思い出や、大人になっていくということ。色々あり過ぎたこと。体力を蓄えたら、難しいことだけれど人を大切にすること。難しい。楽に生きたい。それでも、子供の頃から色々あり過ぎるとかしんどい。だからまだ一翼の役割を担当したいと思い。それには、まだ自分も成長しないといけないことが沢山だ。


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