7月末日パート2。
何でもないように日々があって、過ぎている。 子どもの頃に感じていたような夏はやってこなく。 五年前、仕事を辞めたころのような、夏とも違う。 ただ、生活と。夏を送って暮らして。 朝、夕の蜩の声はとても涼しくて、 命が少し軽くなる気がする。その伴うことがら。 日々を感じることを、 思い。 イメージする。 今から、通る道を、 イメージする。 何をするかとか、そういうことではなく。 生きて、命の通り道を。 そんなに爽やかな詩は書けなかった。向こうに何か働きかけられて、とか自分の詩情が湧いたわけでもなく。書くうちに、ぱっと、森林の道路の通り道と自分が写真のようにイメージされて、この木陰を歩きたい、先が見えないけれど、と思ってそういう風に書いた。 楽しく生きたいな、せっかくなら。いちいち、落ち込んでいる場合ではない。ドライブと釣りと料理が行いやすい気分転換で。黙って、かき氷を食いにいくとか。 料理はできたものを食べるのが嬉しくて、最近は料理自体を楽しんでいない。暑いし。 夏のうちに綺麗な詩が一篇書きたいという漠然とした思いがある。